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コミュニティと聞くと、
なんだかわずらわしいような、
面倒なイメージを抱く方がおられると思います。
しかしそれは、昔のコミュニティが
結果的に生まれていたコミュニティだったからかもしれません。
テレビ、車、パソコン、ラジオ、ラジカセ、ゲーム、
昔は家庭にひとつしかなかったものです。
人はそれらの設備機器が目的で、
結果的にコミュニティが生まれていたのだと思います。
依存型のコミュニティだったのです。
今は、
テレビ、車、パソコン、ラジオ、ラジカセ、ゲーム、
一人一台という家が少なくないと思います。
そのため、個人は自由を手に入れて、
コミュニティに参加する機会も減りました。
しかし、それによって何が起こったか?
行き過ぎた個人主義による、孤立化や無縁化、コミュニケーション能力の低下など。
世の中に歪みが生じています。
人とのつながりが薄れている事が、
こういった歪みを起こしているのだと思います。
人は一人では生きていけない。
コミュニティなしでは生きづらい。
これからのコミュニティは
自立した個人が自分の意思で参加するコミュニティです。
依存から自立、そして共存へと
コミュニティの次のステージへ向かうべき時が、いま来ているのです。
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