今日は僕が通っている富山市のサッカーチームについて書きたいと思います。
コカ・コーラカップ MRT宮崎県キッズサッカー大会2011 / TomenoNaoki
週末のサッカーを本当に楽しみにしているTさんが主催。
そのサッカーチームはTさんの人柄なのか?
とても居心地がいいのです。
上手い人も、初心者の人も一緒にプレイしています。
決して参加を強要しません。
ですから、たまに来る人もいれば、頻繁に来る人もいます。
そして、とてもフレンドリーです。
馴れ馴れしいといったフレンドリーではなく、
誰でも分けへだてなくウェルカムの姿勢なんです。
初めて会う方と会話する機会も多いのですが、そこはスポーツを通じた縁の力。
まるで初対面ではないように不思議と会話も弾みます。
週末だけのサッカーですが、
こういった事が自分の生活に潤いを与えているなと感じています。
このサッカーチームをコミュニティという観点から言うと
「閉じたコミュニティ」ではなく「開かれたコミュニティ」と言えると思います。
ここでいう「閉じたコミュニティ」とは
本当に仲がいい。
昔からの馴染みの仲間のような、いわゆる「ツーカーの仲」と呼ばれるようなコミュニティです。(最近ツーカーの仲なんてあんまり聞きませんね。。。)
仲がよすぎるために他社を寄せ付けない雰囲気があります。
「開かれたコミュニティ」とは大人の見識を持って誰とでも仲良く、分けへだてなく皆が参加しやすいコミュニティと言えます。
他社を排除しない雰囲気。
私は今の時代にこそ、こういった「開かれたコミュニティ」が必要なのではないかと考えています。
現代人の多くは、あまりにも限られたコミュニティにしか身をおけていないのではないでしょうか?
そのことは、最近世間を騒がせていた大津市のいじめ問題の原因の一端にもなっているように思います。
自分もそうでしたが大抵、中学、高校を通っているような世代は本当に社会のつながりが限られているものです。
学校と家族、あとはせいぜい部活やバイト先くらいでしょうか。
きっと自殺してしまった学生にとっては学校というものが、かなりのウェイトを占めていたのではないかと思います。
生きる世界がそこだけなのですから、生きていくということがとても辛かったのでしょう。。。
残酷で無残な話に心が痛みます。
ご家族の皆様に心からお悔やみ申し上げるとともに、心よりご冥福をお祈り致します。
私は、もしその子にもっと他の世界があったならこんな結果にはならなかったのではないかと思ってしまいます。
「開かれたコミュニティ」があったらなぁ。と
存在を認めて、わかってくれる人は絶対にいるはずです。
世間は狭いようで、本当は広いんです。
ただ、人は狭い世間に捉えられがちなだけだと。
今現在、当社ではコーポ杉谷というマンションでお茶飲み会と題してマンションコミュニティを作っていますが、このコミュニティをここで言う「開かれたコミュニティ」というものにしたいと考えています。
家族、友人ほど近くなく、他人や知人ほど遠くない関係。
お茶飲み会で、自由参加ということにこだわる理由です。
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